なぜ従業員満足(ES)が必要なのか?

会社は”ヒト”で成り立っている

ESイメージ経営資源として「ヒト・カネ・モノ・情報」などと良く言われています。これらが全てうまくまわっていれば、会社の経営は順調ということです。

しかし、ここ数年の経済情勢の中にあって、「カネ・モノ・情報」はより重要視されてきたものの、「ヒト」に関しては「人件費=コスト」として見る傾向があったように思われます。
中国などの安い人件費のとグローバルな競争の中で、その傾向はますます強くなっていき、従業員たちは決して満足いかない環境でも、なんとか頑張って働くことを余儀なくされてきました。

しかし、ただの「コスト」として扱われている従業員にとって、仕事は決して面白いものではないでしょう。モチベーションは上がりませんから、最低限のパフォーマンスで仕事をこなす人がほとんどでしょう。
これで会社の業績は上がるでしょうか?経営陣がどんな素晴らしい情報を掴んでも、どんな素晴らしいモノを作っていても、どんなにお金をつぎ込んでも、結局はそこで働く従業員が働かなければ会社の業績が良くなることはないでしょう。

会社は結局”ヒト”で成り立っているのです。
これからの時代、従業員満足(ES)は必須のマネジメント領域です。

顧客満足もまずは従業員満足から

売上げ・利益のために、顧客満足の向上を標榜している会社は数多くあります。しかし、その顧客と直に接するのは従業員たちであり、その彼らがそのように取り組まなければ、いくら経営陣が顧客満足を打ち出したところで絵に描いたもちでしかありません。

従業員が会社や仕事に対して満足できていない状態、つまり不満を持ったままで、心を込めたサービスが提供できるとは到底考えられません。

従業員が仕事や会社に対して満足をしているからこそ、積極的に仕事をすることができ、お客様へもより良いサービスを提供できるようになるものです。
したがって、顧客満足向上(CS向上)を目指すのであれば、同時に従業員満足向上(ES向上)も考慮しておく必要があるわけです。