給与・労働時間・労働環境

従業員満足につながる給与・労働時間・労働環境

従業員満足の最後の項目として、「給与・労働時間・労働環境 」などを挙げたのには意味があります。
これまでの常識では、従業員を満足させるには「給与アップ」や「労働時間(残業など)の短縮」「おしゃれなオフィスビルへの移転など職場環境の向上」などが有効と考えられてきました。
もちろん、これらも有効な手段の一つであることに間違いはありません。
ただし、これらが従業員の満足度を決めるすべての要素ではありません。つまり、これらの要素だけ満たしても従業員満足には不十分ということです。
さらに言うなら、これらの外的要素は従業員の不満足の解消になるものの、満足の対象にはならないという考え方もあります。( ハーズバーグの動機づけ・衛生理論

不満足を生み出していないかチェックする

とはいえ、これらの要素が不足していると従業員が感じた場合には、会社に対して不満を抱く要因になるので、しっかりとケアしていく必要があるのは言うまでもありません。

給与に関しては、ここで簡単に論じられる内容ではありませんし、それぞれの会社の方針があるでしょうが、従業員の納得感を得られているかどうかがポイントになるでしょう。
自分の働きに見合う給与をもらえているか。もしそれに至らないのであれば、それはなぜか。

労働時間に関して見直すべきは、無意味な長時間労働になっていないかチェックしてみる必要があります。
「自分の仕事は終わっているのに帰りにくい雰囲気になっている。」「サービス残業が横行している。」「昼間ダラダラ仕事しているから残業が増えている。」などは実際に多くの会社で見られる現象です。
これらに対して、無駄な部分は排除するように仕向けていかなくてはいけません。
例えば、「ノー残業day」を設定する、勤務時間内の一定時間は私語など一切禁止で集中する「がんばるtime」を導入する、などです。

5Sは有効な環境整備

職場環境にかんしては、きれいに整理整頓されていて清潔に保たれていれば、従業員も気持ちよく働けるはずです。
これを実践するために5Sと呼ばれるものを実践することも有効です。
5Sは「整理・整頓・清潔・清掃・しつけ」の5つの頭文字をとったものです。
これを実践することでキレイな職場環境を作るだけでなく、モノや書類がなくなったり探したりする時間が少なくなり、業務効率が改善するなどの効果も見込めます。

従業員満足につながる要因